日々

五月って、春だよね?
なのにこの町は今日も寒いです。五月なのにモコモコのコート着たいぐらい。しかも雨です。季節を勘違いするのも甚だしいです。どうでもいいけど、甚だしいっていう言葉がわりと好き。なんか勢いがあるよね。ハナハダシイ速さのオーバーラップだ!とか。すいません、ほんとにどうでもいいですね。
サッカーの話でも。最終予選ですねぇ。とはいえ目新しいこともないですな。まぁ思いつきで呼ばれるのも迷惑なのでいいですけれど。
今週のサカマガに、北澤豪さんが代表が長い間固定されたメンバーになると、選手は自分達は監督に信頼されていることを感じ、その信頼に応えようとする。自分も代表に呼ばれても練習や紅白試合しかできず、嫌になったこともあったが、次第に代表に選ばれている、その一員であることに意味を感じるようになった、と書いていた。
確かに、素晴らしい人格者であり、日本代表として活躍し、そして苦労し苦悩したであろう彼の言葉には説得力と重みがある。
けれど、やはり私は思わずにはいられない。みんながみんな、そう思えるのか。いくら団結を強めるためとはいえ、調子とは関係なく組まれるスタメンに。無策な交代に。顧られることのない努力に。耐え続けなければいけないのか。来ることのない出番を信じて頑張り続けなくてはいけないのか。勿論努力したものが必ず報われる訳じゃない。けれど、今のファミリーでフレンドリーで無策なこのチームが、日本を代表する最強のチームとはどうしても思えない。選手に不満があるわけじゃない。けれど、本当にファミリー以外に目を向ける必要がないのだろうか。選手をもっと機能させる策はないのだろうか。このままでいいのだろうか。
なんて意味のないことを考えずにはいられない近頃なのでした。