大宮アルディージャ

ついに決まってしまいました。バレーとの契約満了。
昨年の後半は怪我をして期待値ほどの活躍はできなかったけど、少なくとも私にとっては、バレーは大宮にとって必要不可欠な選手で、攻撃の柱で、愛すべき選手だった。それなのに。バレーがボールを持てばいつだってドキドキした。長身なのに電柱じゃなくて、頭で勝負せずに足で勝負。いつもたいていのDFには負けなかった。バレーが走り出せば、スタジアムが沸いた。そしてゴール!いつも蹴りたがってはだいたい外すFKも、勢い余って豪快に枠外に外すシュートも、バレーなら許せた。試合の後やイベントでは、いつもにこやかにサインや握手に応じてくれた。ひらがなで「バレー」と書かれたあのサインも、あの大きくて暖かい手も、あのひとなつこい笑顔も、きっとずっと忘れない。
寂しすぎてサヨナラなんか言えないから、またいつでも戻ってきてね。